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W不倫はどちらが悪い?

W不倫はどちらに非があるのか?

W不倫について

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既婚者であるにもかかわらず、配偶者以外の人と関係を持つことは配偶者からはもちろん社会的な非難も受けやすく、民法上の不貞義務違反にあたり法律上の責任が問われることさえあります。

結婚している人と未婚の人が不倫関係にある場合、ケースによっては未婚者の方が相手が既婚であることを知らされていないケースも少なくありません。

独身だと偽られたり、独身だと信じて好意を抱いたり、関係を持っててしまった後で知るというケースもあります。

その意味では、未婚者よりも、自分が結婚していることの認識がある既婚者の方の責任の方が大きく責められるべき事由があると考えられるでしょう。

では、W不倫の場合はどうでしょうか。

いずれかが、もしくは、いずれもが結婚指輪を隠すなどして未婚だと装ったとして相手が騙されたとしても、いずれも自分自身が既婚者であることを認識しています。

相手の方から誘ってきたかどうかにかかわらず、自分が結婚しているのに一線を越えるというハードルを越えてしまった以上、いずれもにも非があると言えそうです。

当事者間では一方がより責められるべき事情があるかもしれませんが、不倫をされた互いの配偶者から見れば、いずれも責めるに値すべきと言えるからです。

W不倫が起こるキッカケ

では、不倫はどのようなときに起こってしまうのでしょうか。

お互いが夫婦生活や家庭生活が円満であれば、通常は起こらないはずです。

つまり、いずれも何らかの夫婦間の齟齬や家庭でのストレスなどがあるかもしれません。

関係性としては職場の上司や店長と、パートの主婦といったケースが代表的である他、自宅などに出入りする営業職と主婦、美容サロンなどの担当者と主婦や仕事も両立させているOL主婦といったパターンもあります。

家庭や配偶者に不満などがあるところに優しくされてなびいてしまったとか、仕事で大変なときに助けてもらったり、心の支えとなったりして好意が沸いたなどキッカケはさまざまです。

ただ、いずれか先にアプローチをかけた方が、その相手方がタイプであったというケースが多いのも特徴です。

結婚しているというハードルを自ら乗り越えてアプローチしてしまうくらい、どんぴしゃのタイプであるケースが少なくありません。

顔がタイプ、性格や雰囲気がタイプ、今の配偶者より断然タイプに近いといった具合です。

一方、相手方はそうでもないのにあまりにアプローチがすごいので、次第に惹かれていき、しかも、夫婦間や家庭での不和や不満、寂しさなどがあるために、それを紛らわせるべく関係が進んでしまう場合が多いのです。

W不倫の行く末

お互いの配偶者にバレないうちに関係に終止符を打つことができればいいですが、配偶者との関係が修復されるか家族との間に何か起こらないとなかなか別れようとは思えないものです。

いけないことをしている刺激が、かえって気持ちを盛り上げさせてしまったりするからです。

しかも、配偶者との関係が同時期に修復されることは考えにくくいずれかが関係を断ち切ろうとしたとしても、もう一方が別れたくないとなればなかなか終わらせることもできずにずるずるといってしまいます。

お互い結婚している関係は崩したくないと考えれば、結婚などを考える必要もなく、楽な関係とも言えます。

好意を寄せあい、お互いのストレスの解消や寂しさ、不満の解消をしながら肉体関係を持つだけの快適な関係が続いていくからです。

もっとも、いずれかの配偶者にバレればもう一方の側の配偶者にもバレるのは時間の問題で、2組の夫婦の間で不協和音が生じ面倒なことになりかねないので注意が必要です。

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